Profile プロフィール

橋本洋 Hiroshi Hashimoto

3才からヴァイオリン、4才からピアノを学ぶ。11才で全日本学生音楽コンクールに満場一致で全国第一位。東京芸術大学附属高校を経て東京芸術大学卒業。大学在学中に大阪府知事賞受賞。摂津音楽祭コンクールに満場一致で優勝。大学では指揮法も学ぶ。大学卒業後、ジュリアード音楽院で名教師、ドロシー・ディレイ氏に師事して研鑽を積んだ。留学中欧米各地でコンサート活動を行う。帰国後もオーケストラの共演やリサイタル、室内楽において活動し、2007年のウィーンでのリサイタルは最高級の賛辞を受けた。また、2009年にもウィーンをはじめヨーロッパで6回のコンサートを行い、いずれも絶賛された。

2018年にはニューヨーク・カーネギーホールでリサイタルを行い大好評を博し、ニューヨークの新聞で「超絶なテクニックとダイナミックな演奏で、観客をあっという間に惹き付けた。柔らかな旋律の奥にも情熱を感じさせる力強い音色。」と絶賛された。また同年、国内ヴァイオリ二ストとして史上二人目となるバッハ無伴奏ソナタ&パルティータ全曲リサイタルをJTアートホールで開催。12月にはヴィヴァルディ「四季」全曲を筝と世界初演するなど目覚ましい活動を続けている。2020年9月にはJ.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全集(CD2枚組)を発売。現在は演奏活動の他、日本クラシック音楽コンクール全国大会、全日本ジュニアクラシック音楽コンクール、デザインK国際コンクールの審査員を務めている。

これまでに会則道、山岡耕作、日高毅、齋藤真知亜、堀正文、山口裕之、田中直子、クルト・サスマンズハウス、ヒョー・カン、ジャン・ピエール・ヴァレーズ、クリスチャン・イヴァルディ、海野義雄の各氏に師事。また、マスタークラスにおいてアイザック・スターン、ザハール・ブロン、ヘルマン・クレバースに師事した。

近年は河口湖バイオリンセミナー、日光ヴァイオリンセミナー等各種セミナーの講師として招聘されるなど後進の指導にも力を入れ、優秀な門下生を多数輩出している。2017年度には全日本学生音楽コンクール、日本クラシック音楽コンクール、全日本ジュニアクラシック音楽コンクールでの門下生の入賞入選者数が全国最多となった。また、国内最難関の東京芸術大学及び、同付属高校合格者数においても全国1位を記録している。